2009年5月31日日曜日

花盛り

日常の雑事に追いまくられて、気がついたら一か月もの間、ここをほったらかしにしておりました。

その間に、癒しの里の風景も、春から初夏のそれに変わりました。いまは、巷より少し遅れて、藤の花の真っ盛りです。このあたりに咲く藤の花、巷のそれより色が濃い目。さらに今年は、花が豊作…例年よりも、咲き方が見事です



毎年見ている里の人達も、今年の藤の花の絢爛な美しさと、かぐわしい香りには、思わず足を止め、タメ息をつきながら見とれています。

あたりはまるで、夢の世界。妖艶な花々の間から、いまにも花の精があらわれて来そうです。


けれども私はいつも、この華麗な花よりも、花を支える木に惹かれます。


藤は蔓性の植物なので、自分だけで大地に立つことはできず、何かしっかりと安定したものに巻きつき、それに支えてもらわなければ、生きていくことはできません。なのでたいていは、大きくしっかりとした木に頼って、花を咲かせます。


一方、巻き付かれた木は? 

時折、咲き誇る花をつりさげた蔓に巻き付かれ、それでもすっくと立っている木が、とても苦しそうに見えることがあります。でも木は、巻きつかれ、ともすれば締めつけられながらも、この麗しい花を咲かせる植物を支え続けています。何の苦情を言うこともなく、自慢することもなく、ただただ、藤と一体になって生きています。


いつもこの時期になると、蔓を支える木の優しさ、辛抱強さに感嘆しつつ、藤に花を眺めています。

2009年4月29日水曜日

金魚の来訪。

露天風呂前の融雪池に、春恒例のゲスト、金魚の一団がやって来ています。



今年やって来たのは、生まれてから2年目の金魚ちゃん達。それぞれに個性的な、オレンジ色、黒、白の三色模様をした、ちいさな可愛らしい魚達です。

この金魚、成長するにつれて、身体の色が変わっていくのだそうですが、一体どんなふうに変化するのか、それがとっても楽しみ。

春の光を反射させて煌めく水の中を、楽しそうに、自在に泳ぎ回る金魚ちゃん達。そのあまりの可愛らしさに、廊下を通るたびに立ち止まっては、しばしその姿を眺めてしまいます。

こんな可愛いお魚達を里子に出して下さった山崎さん、今年も、本当にありがとうございます♪

2009年4月16日木曜日

デトックスの季節


すべての植物が芽吹いて伸びるこの季節は、桜の季節であると同時にデトックスの季節。皆さんご存知でしたか? なぜならこの季節は、生体のエネルギーが内側から外側に向かう時期。すべてが、「出ていく」のですね。

たとえば山の熊さん達は、冬眠から目覚めると谷川に降り、わざと毒性のある水芭蕉を食べ、体内に蓄積したものをデトックスするのを助けてもらうのだそうです。

人間の場合は、山ニンジン(↓)に助けてもらいます。




山ニンジン(別名シャク)は、 積雪地に多いセリ科の多年草。葉っぱがニンジンによく似ていることから、この名前がつけられたそうです。香りが良く、シャキっとした歯ざわりのこの山菜は、軽く茹でてから、酢醤油をかけたり胡麻和えにしたりしていただきます。

しかもこの山ニンジンは、美味しいだけでなく、天然の妙薬。お通じに問題のある人には、効果てきめんです。なのでこの季節、女性群はこぞって、山ニンジン・デトックス&ダイエットを始めます。美味しいしスッキリとキモチいいし…。一石二鳥なのです!

ところで、先週末(4月10日~12日)には、この癒しの里で、「自力整体」を学ぶ皆さんの合宿がありました。自力整体とは文字通り、自分の力で自分の体を整える(調える)体操です。形は少し、ヨガや経絡体操に似ているところもありますが、2時間かけてゆっくりゆっくり、自分自身と対話しながら身体をほぐしていくので、普通のフィットネスや体操ではほぐすことのできない身体の奥まで、ふんわりゆるゆるにほぐれて、ぽっかぽかになります。

そして、身体の芯がほぐれると、心も頭のゆる~くほぐれます。すると同時に、余計な心配や思い煩いまでが、いつの間にかどこかに出て行ってしまうのです。これって、言ってみれば心と脳のデトックスですよね。

この幸福な学びの一部には、らどん温泉のスタッフやお客様も参加させていただき、心と頭のデトックスを体験できました♪ 自力整体を学んでいらっしゃる皆さん、そしてナビゲーターである濱岡先生、本当にありがとうございます。

チャンスがあったら皆さんもぜひ、山ニンジンで身体をデトックスし、自力整体で心までデトックスしてください。ホントに、おススメです。

2009年3月20日金曜日

春の気配。

今日は、お彼岸。昔から、「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、雪国の鳴子なかやまも、そこここに春の気配が漂っています。






写真は上から、ふわふわの毛で新芽を包んだネコヤナギ、フロント前で咲君子蘭、玄関のゼラニュウム。
みんな、やわらかな日差しを受けて、伸びやかに春を伝えてくれています。
同時に、お湯の感触も変わってきています。花の香を含む風を感じながらの足湯も、なかなかです。

2009年3月3日火曜日

Sweet Memories!!!

気がつけば、もうひな祭りです。
そういえば気のせいか、まだ冷たい風の中にも、ほんわり春の匂いがが漂っているような…。


諸事情あって、一か月以上ここを留守にしてしまいました。ごめんなさい。皆さま、お元気でお過ごしでしたか?実は、いろいろな用事で、東京に行っていました。でも、そのおかげで、素敵なライヴを見ることができたので、本日はそのことを書きます。

実は、ここ、らどん温泉のお嬢さんであるなっちゃんは、とっても素敵なシンガーです。

彼女は現在、「東京ブギ」という、魅力的なシンギンググループの一員として歌っています。そして、2月22日(日)には、吉祥寺の老舗ライヴハウス”曼荼羅”で、彼女たちのライヴがありました(↓)。

この日のライヴのテーマは、「SWEET MEMORIES」。
男性一人、女性3人で構成された陽気なグループのライヴステージは、グループ名とおんなじタイトルの歌、年配の方には懐かしい、若者には新鮮な、「東京ブギ」でスタートしました。残念ながら、なっちゃんの歌うバージョンのクリップはまだありませんが、歌はこれです。





ライヴの前半は、みんなの青春の思いでを喚起するような、日本語の歌の数々。後半は、ラテンナンバーに、今再度話題のABBAなど、バラエティ豊か。縦横無尽に素敵なハーモニーを聞かせてくれた、本当に楽しいショウでした。

曼荼羅という場所が本当にちいさなライヴハウスだったので、満員御礼すし詰め状態でしたが、メンバーみんなの友人達がひしめき合うアットホームな感じも、とっても良くて…。

そして最後の曲は、ライヴのタイトル通りの「SWEET MEMORIES」。なっちゃんのソロ、この聖子ちゃんに負けない、少しメランコリックで甘い歌声。ハートが”ちくん”と切なくなりました。

でも、当日はうっかりデジカメを忘れたので、携帯電話でのボケ写真しかとれず、残念です…。ごめん…。

いつか、この”癒しの里”でも、こんなふうな、ちいさくてハートフルなコンサートを開けたらいいなあ…。

2009年1月21日水曜日

おいしい菜食。

このお膳、一見ごくごく平凡な夕食お膳に見えるでしょ?でも、じつはこれ、ありきたりの食事ではありません。


なぜなら、これらは両方とも、菜食のお膳。つまり、肉も魚も一切使っていないのです。 それなのに、御覧の通りのボリューム感。味も、普通のお膳に遜色のない出来栄え…いえいえ、むしろ、普通のごちそうよりも美味しいかもしれません。

写真があまり上手に撮れなかったのが残念ですが、彩りもきれい…。


そして、こちらは本邦初公開。

このお料理を作ってくれた、厨房チーフのせとっちです(←)。

研究熱心で優しいせとっち。彼の手にかかると、私達は煮物にしか使えないと思いこんでいた棒麩が、やわらかでジューシーな”タツタ揚げ”に変身します。

この菜食のタツタ揚げは、「お肉が大好き」という人が食べて「なんておいしいお肉!」と大喜びしたという逸品(つまり、彼は、それがお肉じゃなくてお麩でできていることに、気がつかなかったのです…!?)。菜食者や健康を気にかけている人たちの間では、「お肉よりおいしい!」と、評判です。

さらに高野豆腐も、いつもとは一味違う天ぷらになっていました!

これからも、一体どんな新しい菜食メニューが登場するのか、とっても楽しみ!


そして、日々研鑽を重ねるせとっちを脇で支えてくれているのが、この3人の厨房エンジェルズ(←)。左から、しー子さん、あいちゃん、ようこさんです。彼女達の真心も、これらの料理にさらなるおいしさを加える秘密の調味料なのです!

このエンジェルズが、朝早くからごぼうをひいて作ってくれた朝食のきんぴらも、本当に美味でした。

そんなわけですから、菜食の皆様もそうでない皆様も、チャンスがあったらぜひ、菜食のお膳を希望してみてください。
菜食のお膳は、 食べ終わったあとのすっきり感も特筆に価します。食べ過ぎたかなあ…と思っても、胃にもたれないのです。

このお膳をいただいて、ゆったりお湯につかれば、きっと、体の芯からデトックスできますよ~♪

2009年1月7日水曜日

おめでとうございます。

あけましておめでとうございます 。


新年早々出遅れてしまいましたが、今年もよろしくお願い致します。


毎年のことですが、幸せなことに、らどん温泉はお正月のお祝いも、常連の皆さんが手伝ってくださいます。
たとえば、下の写真ののお正月飾り。



今年も、お客様の岸さまが、ひとつひとつ丁寧にカッターで紙を切り抜き、おめでたい紙細工を作って下さいました。館内に飾られた紙のお飾りは、すべて岸さまがお作りになったものです。


左の写真は、制作中の岸さま。本当に、ありがとうございます。


そして、そのお飾りのなかにはこんなものも…。そう、温泉マークです! 見ているだけで、楽しくなりますよね。


さらに、以前もこちらでご紹介した高橋先生が、新しい年のために「謹賀新年」の文字を書いてくださいました。

この悠々たる字! この書に向かい合うと、本当に晴れやかな気持ちになります。こちらの書にも、なんとお礼申し上げてよいやら…。


2009年も、皆さんに支えていただいてスタートしたらどん温泉です。

今年も、皆さまの身体と心がゆったりととろける温泉を維持していくために、精進していこうと思っております。

皆さま、あらためまして、どうぞよろしくお願い致します。