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2009年4月16日木曜日

デトックスの季節


すべての植物が芽吹いて伸びるこの季節は、桜の季節であると同時にデトックスの季節。皆さんご存知でしたか? なぜならこの季節は、生体のエネルギーが内側から外側に向かう時期。すべてが、「出ていく」のですね。

たとえば山の熊さん達は、冬眠から目覚めると谷川に降り、わざと毒性のある水芭蕉を食べ、体内に蓄積したものをデトックスするのを助けてもらうのだそうです。

人間の場合は、山ニンジン(↓)に助けてもらいます。




山ニンジン(別名シャク)は、 積雪地に多いセリ科の多年草。葉っぱがニンジンによく似ていることから、この名前がつけられたそうです。香りが良く、シャキっとした歯ざわりのこの山菜は、軽く茹でてから、酢醤油をかけたり胡麻和えにしたりしていただきます。

しかもこの山ニンジンは、美味しいだけでなく、天然の妙薬。お通じに問題のある人には、効果てきめんです。なのでこの季節、女性群はこぞって、山ニンジン・デトックス&ダイエットを始めます。美味しいしスッキリとキモチいいし…。一石二鳥なのです!

ところで、先週末(4月10日~12日)には、この癒しの里で、「自力整体」を学ぶ皆さんの合宿がありました。自力整体とは文字通り、自分の力で自分の体を整える(調える)体操です。形は少し、ヨガや経絡体操に似ているところもありますが、2時間かけてゆっくりゆっくり、自分自身と対話しながら身体をほぐしていくので、普通のフィットネスや体操ではほぐすことのできない身体の奥まで、ふんわりゆるゆるにほぐれて、ぽっかぽかになります。

そして、身体の芯がほぐれると、心も頭のゆる~くほぐれます。すると同時に、余計な心配や思い煩いまでが、いつの間にかどこかに出て行ってしまうのです。これって、言ってみれば心と脳のデトックスですよね。

この幸福な学びの一部には、らどん温泉のスタッフやお客様も参加させていただき、心と頭のデトックスを体験できました♪ 自力整体を学んでいらっしゃる皆さん、そしてナビゲーターである濱岡先生、本当にありがとうございます。

チャンスがあったら皆さんもぜひ、山ニンジンで身体をデトックスし、自力整体で心までデトックスしてください。ホントに、おススメです。

2008年6月15日日曜日

山菜採り。

このあたりのお山では、まだ山菜が採れます。なので、先日は4人で緑濃い山にはいり、ウルイとミズとフキを採ってきました。













その日の気温は29度と報道されていましたが、新緑の匂いを含んだ山の風は爽やかで 、思わず深呼吸。素晴らしいお天気でした。

そして、これ(↑)が収穫。

この写真では良く見えませんが、後ろがミズ、手前がウルイ。

下は、大量に採れた山のフキ。きゃらぶきにすると本当に美味しく、ついご飯がすすんでしまいます。

採ってきた山菜はすぐに、温泉のお湯で茹でます。温泉のお湯を使うと、なぜか本当においしく茹であがります。さらに、ゆで上がった山菜は、沢から引いた水にさらします。

こうすると、特別なあく抜きなどしなくても、どの山菜もとても上手に下ごしらえできるのです。

温泉のお湯に、沢の水。
自然に甘えっぱなしの、調理法ですね。

じつは私たち、いっつも、大自然におんぶに抱っこ。
そのたびに、目の前の自然をよくよく見てみれば必要なものはすべてそこあるということに、気がつかされます。

だから、大事に大事に、使わせていただきますね。感謝の気持ちをこめて、すべてが活きるように。

ところで、山菜のことをネットで調べていたら、こんな素敵なサイトに出会いました。画面にはいったら、「2007年山釣り紀行…」のところまでスクロールして、その項の下から4番目、「自然の恵み…山菜図巻2007」をクリックしてみてください。美しい写真満載で、しかも素晴らしく役に立つ山菜図鑑を閲覧できます。

こうしてみると、山菜って、それ自体造形的にも本当に美しいのですね。

2008年4月16日水曜日

お山の宝物のこと

こんなふうに写真を撮ってしまうと、これが一体なんだかわからないでしょうか? じつはこれ、鳴子らどん温泉にいらした事がおありの皆さんなら、絶対にご存知の飲み物です…。



これ、山の薬草を集めて源泉の熱で乾燥させ、それを、鳴子らどん温泉の敷地内地下1000メートルからくみ上げたナチュラル・ミネラル・ウォーター玉鳴号で煮出した、薬草茶。

少しお洒落に言うなら、お山のナチュラル・ハーブティーです。ナチュラルもナチュラル、三重丸付きの純正ドリンク…。らどん温泉のフロント脇のドリンクコーナーでは、自由に飲むことができます。

ここで少し、玉鳴号を自慢します。

この水は、本当に不思議な水です。そのまま飲んでもまろやかで喉越しが良く、味はないのに味わいがあって、決して飽きることのない奥深い味を持っているのですが、それだけではないのです。

きちんと測定したわけではないので良くわかりませんが、水に詳しいお客様の言によると、この水は、クラスターが小さくて浸透力が高く、さらに波動値も高いらしいのです。だから、薬草に含まれている薬効成分を余すところ引き出すことができる。さらに、これを少しずつ飲みながらゆっくりとお湯につかっていると、水が身体の細胞の中に入ってその内側の老廃物などを抱きかかえ、汗となって排出してくれると聞きました。実際に、ここで温泉療養していらっしゃったアトピーの方が、日に日に回復していかれる姿には、目を見張るものがあります。

分析データのことは良くわかりませんが、確かに、玉鳴号で点てたコーヒーや紅茶は、味が違います。胃腸を整える漢方薬として知られるキハダ(黄肌)も、この水で煎じないとその名の通りの鮮やかな黄色にはなりません。

本当に、宝物のような水だと思います。


薬草の話に戻りましょう。ちょっと見は、まるで枯れ草を集めたようにしか見えないこの薬草茶ですが、この中には、クマザサ、オトギリソウ、カキネドウシ、メクラブドウ、トリトマラズ、サルノコシカケ、キハダなど、約20種類の山の幸・天然薬草が入っています。いずれも、源泉の熱を利用して乾燥していますので、薬効を壊していないことは確かです。


上の写真の、ガラス瓶の中に入っているのが、その貴重な薬草茶。今日は、それぞれの植物の効能には触れませんが、そのあたりのこと、先人達の知恵についても、折々触れていこうと思います。


さらに本日早朝、山菜博士の石川さんが、車で約10分のところまで連れて行ってくださり、川べりの土手で山ニンジン(写真上左)を収穫しました。葉がニンジン似ていることから名がついたこの山菜は、ゆがいてお浸しにしたりくるみ和えにしたり天ぷらにしたりして食べます。クセがなくて歯ざわりが良く、しかも香ばしい香りがして美味!

加えて、このあたりではあまり人気がないようですが、イタドリの芽(写真上右)も収穫。芽の部分は天ぷらがおいしく、柔らかい葉はごま油で炒めるのもいいようです。余談ですがこの山菜は、傷みを取る効果があるので、痛みをとる=イタドリと、呼ばれています。

山菜の季節は、まだ始まったばかり。春の山は、本当に恵みの宝庫です。らどん温泉の食卓も、これから一層、楽しくなります。

そうそう、書き忘れるところでした。山里ならではの、山菜ばかりのお膳、ご希望があれば作れます。フロントにご相談下さい。

大地のエネルギーを抱きかかえて顔を出す山菜を、その味わいのままにアレンジしたお膳、じつは、ヴェジタリアンの皆さんには隠れた人気メニューです。

今日は、昼の気温が21℃を超えました。なので、露天風呂のお湯も、エメラルドグリーンに近い色になりました。

このお湯に、桜の花びらが舞い散るのは、5月のゴールデンウィーク明けです。

2008年4月15日火曜日

お元気ですか?


はじめまして。

まったく突然なのですが、宮城県と山形県の県境近く、鳴子温泉郷・中山平温泉の『鳴子らどん温泉』 から、心も体もほっとする山里の暮らしを伝えたくて、ブログをスタートしました。



山懐に抱かれた北国の里・鳴子なかやまも、もうすっかり春の気配です。
中山平温泉駅の前にある桜の古木の蕾も、もうはちきれんばかりに膨らんでいるし、日当たりのいい土手は、水仙やスミレの花盛り…。


枯れ草の間からぽつりぽつりと薄緑色のアタマを出していたふきのとうも、てんぷらになって食卓に彩りを添えてくれたあと、いまは可愛らしい白い花を咲かせているのですが、それでもまだ、ばっけみそ(ふきのとうみそ)や煮物になって、山の春の豊かさを伝えてくれています…。


ここでは、時間がゆっくりゆっくり流れていきます。

大都会であれば、2~3時間で終わらせないと叱られるような仕事も、時に、この山里では2~3日もかかってしまうことがあります。 なにせ時間の基準が、人がゆっくりと歩く早さ。なので、何をするにも、のんびりゆっくり。車や電車のスピードを時間の基準にして生きている都会の皆さんは、少々違和感を感じるかもしれません。

でも、”ゆっくり”は、気持がいいです。
自分を省みる時間があり、間違ってもやり直せる空間とゆとりがある…。

なのでこれから、この、のほほんとした空気、優しい日々を、ブログにのせて届けたいと思っています。

ところで…。
メインの道路から雪が消えた3月末、檜で作った露天風呂が冬眠から覚めました。
この露天風呂は、温泉の分類でいうと、無色透明の含重曹芒硝硫黄泉。ですが、無色透明のはずのお湯に、じつは色があるのです…。

下の写真を見てください。

上が本日朝8時30分の女性用のお風呂の色。気温は7℃でした。朝早くから日が差していたので、お湯はうすい青緑色をしています。
そして下が、午前11時半の男性用露天風呂の色。青みがかった緑の色が、少しですが濃くなっています。

じつはこの露天風呂は、大きな浴槽を板張りの壁で隔てただけ。なので、お風呂自体はつながっていますので、中のお湯は同じ水源のものです。太陽の照り具合とか、その日の気温などで、無色のお湯が、こんなにも表情を変えるのです。


真夏の太陽の下ではまるでさんご礁の海みたいな色になるし、気温が下がると白く濁る…。毎日見ている者でさえ、”無色透明”にも、これほど多彩な色合いがあったのかと、驚かされます。

皆さんも、もし、このお風呂にはいってくださる機会がありましたら、お湯の色の変化をご自身で確かめてみてください。本当に、興味深い…。そして、温泉のお湯は生きているのだということを、感動をもって実感せずにはいられません。



さらに…感動といえば、これ(←↓)。

一度植えたきりで手入れもせず、ほったらかしにしていた三ツ葉、そして、山葵が、いつの間にか芽を出して成長していました。
枯れ草だらけの植木鉢の中、ハコベやクローバーも混じって生えてきたのですが、ちょこっと摘んで汁物に散らしたりするには、これで十分。

それにしても、いつの間にか”食べ物”が生えてきているなんて…。 自然って、すごい…。そして、なんて誠実なのでしょう…。  

いまさらながら、頭が下がります。 ありがとう…。


そんなこんなの、山里の柔らかな日々です。

この場を借りて、これから少しずつ、いろいろなことを伝えて行きたいと思います。 どうぞ、よろしく!

なお、鳴子らどん温泉の詳細は、こちらのホームページでご覧下さい。