はじめまして。
まったく突然なのですが、宮城県と山形県の県境近く、鳴子温泉郷・中山平温泉の『鳴子らどん温泉』 から、心も体もほっとする山里の暮らしを伝えたくて、ブログをスタートしました。

山懐に抱かれた北国の里・鳴子なかやまも、もうすっかり春の気配です。
中山平温泉駅の前にある桜の古木の蕾も、もうはちきれんばかりに膨らんでいるし、日当たりのいい土手は、水仙やスミレの花盛り…。


枯れ草の間からぽつりぽつりと薄緑色のアタマを出していたふきのとうも、てんぷらになって食卓に彩りを添えてくれたあと、いまは可愛らしい白い花を咲かせているのですが、それでもまだ、ばっけみそ(ふきのとうみそ)や煮物になって、山の春の豊かさを伝えてくれています…。

ここでは、時間がゆっくりゆっくり流れていきます。
大都会であれば、2~3時間で終わらせないと叱られるような仕事も、時に、この山里では2~3日もかかってしまうことがあります。 なにせ時間の基準が、人がゆっくりと歩く早さ。なので、何をするにも、のんびりゆっくり。車や電車のスピードを時間の基準にして生きている都会の皆さんは、少々違和感を感じるかもしれません。
でも、”ゆっくり”は、気持がいいです。
自分を省みる時間があり、間違ってもやり直せる空間とゆとりがある…。
なのでこれから、この、のほほんとした空気、優しい日々を、ブログにのせて届けたいと思っています。
ところで…。
メインの道路から雪が消えた3月末、檜で作った露天風呂が冬眠から覚めました。
この露天風呂は、温泉の分類でいうと、無色透明の含重曹芒硝硫黄泉。ですが、無色透明のはずのお湯に、じつは色があるのです…。
下の写真を見てください。
上が本日朝8時30分の女性用のお風呂の色。気温は7℃でした。朝早くから日が差していたので、お湯はうすい青緑色をしています。
そして下が、午前11時半の男性用露天風呂の色。青みがかった緑の色が、少しですが濃くなっています。
じつはこの露天風呂は、大きな浴槽を板張りの壁で隔てただけ。なので、お風呂自体はつながっていますので、中のお湯は同じ水源のものです。太陽の照り具合とか、その日の気温などで、無色のお湯が、こんなにも表情を変えるのです。


真夏の太陽の下ではまるでさんご礁の海みたいな色になるし、気温が下がると白く濁る…。毎日見ている者でさえ、”無色透明”にも、これほど多彩な色合いがあったのかと、驚かされます。
皆さんも、もし、このお風呂にはいってくださる機会がありましたら、お湯の色の変化をご自身で確かめてみてください。本当に、興味深い…。そして、温泉のお湯は生きているのだということを、感動をもって実感せずにはいられません。
さらに…感動といえば、これ(←↓)。
一度植えたきりで手入れもせず、ほったらかしにしていた三ツ葉、そして、山葵が、いつの間にか芽を出して成長していました。
枯れ草だらけの植木鉢の中、ハコベやクローバーも混じって生えてきたのですが、ちょこっと摘んで汁物に散らしたりするには、これで十分。
それにしても、いつの間にか”食べ物”が生えてきているなんて…。 自然って、すごい…。そして、なんて誠実なのでしょう…。
いまさらながら、頭が下がります。 ありがとう…。

そんなこんなの、山里の柔らかな日々です。
この場を借りて、これから少しずつ、いろいろなことを伝えて行きたいと思います。 どうぞ、よろしく!
なお、鳴子らどん温泉の詳細は、こちらのホームページでご覧下さい。
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