らどん温泉の正面の黒森山も、いまは、少し黄色がかった薄緑色。木々の新芽の色が、霞のように、柔らかなベールのように、ふんわりと稜線を覆っています。そしてこのごろは、山桜のはかなげなピンク色が混じり始め、その割合がどんどん増えています。
花曇の朝、周囲の風景があまりに綺麗だったので、携帯でパチリ! 小高い丘のうえにある鳴子公園のてっぺんから撮った写真です。
この季節は、ごくごくありふれた山里も、桃源郷の風情。
そのせいか、人もやっぱり、木の芽が殻を脱ぎ捨てるように、重たい上着を脱ぎたくなります。柔らかなパステルカラーの服を着たくなりますよね。
同時にこの時期は、人の心も、いつの間にか背負い込んでいた緊張を脱ぎ捨てようとしているらしいです。言ってみれば、心のデトックス。
いつもより少々怒りっぽくなったり、逆に引きこもったりする人が増えるのも、そのせいらしいです。季節のエネルギーに影響される…。ある、漢方医に教わりました。でも、それもまた良し。ゆっくりゆっくり。自然にさからわず…。
そうするとどの人も、いつの間にか根雪が解けて山が緑に変わるように、柔らかで命あふれる様子に変わってきます。自然って、本当に力があります。
そうそう、中山平駅前の桜も、ちょうど見ごろを迎えました。23日からは、夜6時半から11時までライトアップされていて、妖しいまでの美しさです。良かったら、どうぞ、見にいらしてください。
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