
なので、温突は冬のも のと決め込んでいらっしゃるかた、ぜひ、試してみてください。
暦のうえではもう真夏なのに、なかやま平の朝夕はまだまだ時折、梅雨が終わっていないかのように涼しくてミスティ…。 温突向き(?)です。

小屋の場所は、足湯のすぐそば。ちんまりと可愛い小屋ですが、見逃さないでくださいね。
これから、らどん温泉に立ち寄る予定がおありの方は、ぜひどうぞ。この温突で、冷えて疲れた身体を温めて、癒してあげてください。
山懐に抱かれた、鳴子なかやま・らどん温泉から、ほんわりゆったり、心がやわらかになる四季の空気を、そのまま届けたいのです…。




開いてしまった葉は、苦味が強いのであまりお勧めできませんが、出たばかりの芽は最高。これ、水洗いした芽に、ほんの少し片栗粉と塩を混ぜた小麦粉をまぶして、高めの温度のサラダ油で揚げただけです。
ついでなので、本日のまかないベジタリアンメニューをご紹介。「大豆ミートの油淋鶏ふう」です。ナゲット状の大豆ミートを空揚げにし、千切りキュウリを敷いた皿に並べて、その上から、レモンとごま油を加えた風味の良い甘酢をかけます。
から揚げのサクサク感とキュウリのショリショリ感に、レモンの風味がとても良く合います。 油を使うのにさっぱりしているので、食欲のない日には最適の一皿。
余談ですが、これまで、この料理の素材が大豆ミートだと当てた人は、一人もいません。みんな、さっぱりめの鶏肉だと思っています。なら、トリ殺さないでこの大豆ミート食べればいいのに…。ベジーの私達は、本気でそう思うのですが…。
いかがなものでしょうか?
宿泊なさるお客様も、入浴だけの方も、事前に予約してくだされば、こんな(↑)ベジタリアンメニューを、喜んでお出しします。食べ物が違うから泊りに行けない…そうお嘆きのベジーの皆さま、ぜひ、遊びに来て下さいね。

そんな夕暮れ、霧を纏って佇む山と雲の流れる美しい空、写真に収めようとしたのですが。これ(↑)が限界でした。
残念…。

そんな大女将さんの姿を見ていると、正直、自分が恥ずかしくなります。いつもいつも、労を惜しまず働いて、前向きで、力強くて…。あんなふうに歳をとれたらいいなあ…と、いつも思うのですが、思っているばかりで実行はともなっていません。畑仕事の手伝いを買って出ても、どうしていいのかわからないので、さっぱり役に立たないし。情けない…。
手伝っているのは、収穫と食べることだけ…。
でも、そろそろ本気で、いままであまり学ぶことをしなかった大地のこと、作物のこと、自然のサイン、学びたいと思います。それこそが、学校では絶対学べなかった、自然の姿、人の知恵。
大女将さん、呆れるほど無知ですが、どうか、よろしくお願いします。
「藤治郎」(←)は、4年前、らどん温泉と同じ敷地内にオープンした、板そばの店です。
この店には、らどん温泉に宿泊なさっているお客様だけでなく、評判を耳にして、遠路はるばる来てくださる方も多いので、お昼時は、いつもとても賑やかです。連休や行楽シーズンには、行列ができることも珍しくありません。
人気の理由はもちろん、板蕎麦の味。
ここの板そばは、二八そば。喉ごしと、素朴な風味のバランスがとても良く、つるつると滑らかな食感も楽しめ、蕎麦本来の素朴な風味も堪能できます。かつ、毎日食べても飽きないおいしさ。
食べること専門の私達には良くわかりませんが、それもこれも、職人気質の店主・高橋健二さんの、繊細なこだわりから生まれたもの。挽き方から吟味した蕎麦粉と、自慢の名水「玉鳴号」を使い、毎日毎日精魂こめて打っている蕎麦は、通を自認する皆さんにも評判です。
さらに、蕎麦を茹でる時にも玉鳴号を使っているので、素朴なのにまろやかなおいしさに磨きがかかるのかもしれませんね。
で、これが仕事中の店主(←)。仕事熱心。でも、恥ずかしがり屋です。
なので、ちょっと恐そうに見えるときもありますが、無口なだけ。ホントは優しい人です。
さらにこの店の蕎麦は、店の前にある「足湯テラス」(↓)で食べることもできます。
とりわけこれからの季節は、山から吹いてくる涼やかな風を感じ、瑞々しい緑を眺めながらいただく蕎麦が、最高!
常連さんの中には、家でもこの蕎麦が食べたいからと、生蕎麦を持ち帰りたいとリクエストする方もいらっしゃるのですが、店主は、「味がおちてしまうから…」と、同意してはくれません。
少々頑固。でもそんなこだわりも、仕事に向う姿勢が厳しいがゆえ。 蕎麦って、私たち素人が考える以上に、繊細な「生き物」であるらしいのです。
なので常連さんも、苦笑いしながら、再び店に足を運ぶことになります。
お店は、火曜定休。営業時間は、11時から14時半まで。
この場でしか味わえない里の味、ぜひ一度、ご賞味ください。

その日の気温は29度と報道されていましたが、新緑の匂いを含んだ山の風は爽やかで 、思わず深呼吸。素晴らしいお天気でした。
そして、これ(↑)が収穫。
この写真では良く見えませんが、後ろがミズ、手前がウルイ。
下は、大量に採れた山のフキ。きゃらぶきにすると本当に美味しく、ついご飯がすすんでしまいます。
採ってきた山菜はすぐに、温泉のお湯で茹でます。温泉のお湯を使うと、なぜか本当においしく茹であがります。さらに、ゆで上がった山菜は、沢から引いた水にさらします。
こうすると、特別なあく抜きなどしなくても、どの山菜もとても上手に下ごしらえできるのです。
温泉のお湯に、沢の水。
自然に甘えっぱなしの、調理法ですね。
じつは私たち、いっつも、大自然におんぶに抱っこ。
そのたびに、目の前の自然をよくよく見てみれば必要なものはすべてそこあるということに、気がつかされます。
だから、大事に大事に、使わせていただきますね。感謝の気持ちをこめて、すべてが活きるように。
ところで、山菜のことをネットで調べていたら、こんな素敵なサイトに出会いました。画面にはいったら、「2007年山釣り紀行…」のところまでスクロールして、その項の下から4番目、「自然の恵み…山菜図巻2007」をクリックしてみてください。美しい写真満載で、しかも素晴らしく役に立つ山菜図鑑を閲覧できます。
こうしてみると、山菜って、それ自体造形的にも本当に美しいのですね。
この、素晴らしい一句を書いてくださったのは、高橋隆さん。中学校の、体育の先生です。
このほかにも館内には、随書に高橋先生の書がおかれていて、私たちの心をなぐさめてくれます。
下の写真は、「ふと思いついた」という、5月の短歌。額の中に短歌が2首、書かれています。
「萌えいずる若葉をかさに湯にあそぶ 湯あがりは肌ここちよく風薫るなり」
「風流のきわみは 深山の湯あみなり若葉のヒガサ谷川の声」 
下の俳句は、
「風花をかんざいにして湯あみかな」
しかも、この俳句を書いた額をたてかけている欅の衝立は、渡波の佐藤さんという常連さんからのいただいた、とても立派なもの。佐藤さんは、お爺さんの代からここに湯治にいらしていているので、もうすでに50~60年のお付き合いになりました。
こんなふうに、常連の客様達が真心をこめてプレゼントしてくださったものが、ともに引き立て合いながら公共スペースの一角を華やがせてくださっている……。そのことが、私たちスタッフにとってはなによりも嬉しく、心なごむ光景です。
ありがとうございます。